パンプキン・シザーズ 第24話「軍人・平民・貴族」

「少尉は小さいです。何でも出来るすごい人じゃなくて、そのくせ、何でもかんでも何とかしようと突っ込んで、正しいとかどうとか、欲張り過ぎです。これからも、そんな少尉を続けて行く気なら、もうちょっとオ・・・オレ、ルド准尉とかマーチス准尉とか、たまにオレとか・・・頼って下さい」
そう顔を赤らめながら話すオーランド伍長が、とても可愛いかったです。
て言うか、間違いなく鼻の下伸びてるよね?!!
心優しい伍長も、強く美しい女性を目の前にして、ちょっとデレデレ。
過去に“インヴィジブル・ナイン”と呼称され、鍛え抜かれたであろう軍人も、所詮はただの男だったって事ですか。
いや、陸情3課に属する事によって、やっと普通の人間らしい反応が出来る様になって来たと考えた方が良いのかな??
今回、少し意外だったのが、元凶のバウロ公爵が、自ら決闘を申し出た事。
震えながら前に進み出るバウロ公爵。
市民代表から顔面パンチを食らい、鼻血ブーになりながらも必死に土下座する彼の姿には、さすがにちょっぴり感動☆
涙を流しながら「すまん」と、繰り返すバウロに心打たれた貴族連中からも、次々と謝罪の言葉が・・・。
そして、市民達も戦意を喪失。
3課によって、“器物損壊”の罪状で逮捕される事になった市民達。
が、3課が市民を護れるのは、拘留期間の3日間のみ。
そこに歩み出たホースト公爵。
軍の上層部に知り合いの多い彼は、市民達の処遇を配慮してもらえる様、取り計らってくれるらしい。
そして、民衆の前で跪いたホースト公爵は、これは“貴族の慈悲ではなく、償いなのだ”・・・と。
その言葉を聞き、歓喜に奮える市民の面々。
これにて一件落着かと思いきや、レオニールの様子が何だか奇怪しい。
キッチンナイフを振り回しながら、妙に幼稚な態度の彼。
そして、市民代表に決闘プレイを申し込んだレオニールは、いとも簡単に相手をバッサリ。
溜息をつきながら殺人を楽しむ彼は、まるで小動物を弄ぶ雄獅子そのもの。
これが、レオニールの本性なのだろうか。
めちゃめちゃ怖ぇよ・・・((( ;゚Д゚)))
久々に仮面の男が登場。
んで持って、ホースト公爵も“銀の車輪結社”の一味だった!!!
舞踏会の一件も、全ては彼らの筋書き通り。
はぁ~、どこまでも黒いねぇ~。
一体ど~なってるんですか、この国は・・・。
そんな疑問を残しまくったままの最終回。
カウプラン機関の企みとか、銀の車輪結社の動向とか、気になる事は山程あるのに、う~ん、これでは、何の解決にも至ってないじゃないのよん。
原作が進まないと、どうにもならないのは、よく分かっているのですが、アニメのみのファンとしては、かな~り辛いところです。
これで、第2期製作は実現されませんでした・・・な~んて事にでもなったりしたら、えぇっ、マジ?!有り得~ん!!!・・・って感じですかね( ̄∇ ̄;)
最後に、パンプキン・シザーズを通じてコメント&TB等でお世話になった方々、また、関連記事を閲覧して頂いた皆様、半年間、本当にどうもありがとうございました。
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パンプキン・シザーズ 第23話「そして甘い罠」
そして、透き通る独特の残響音。

それは、先王より賜った3つの褒美のうちの1つ。
1つは、高貴なる炎の称号“ノーブル・フランム”。
1つは宝剣“ノーブル・フランム”。
(・・・って、あれ?称号と宝剣の名前って、一緒なの??)
そして、いま1つ。
先王が自ら授けた護剣術、届かざる左の護剣“マンゴーシュ”!!!
ローデリア近衛兵としてのプライドを賭け、より激しさを増すアランのマチェット。
が、どんなに早い突きを繰り出そうとも、マンゴーシュにより、ことごとく避け切られてしまう。
『不思議だ。今までろくに成功した事が無かったのに、こんなにくたくたの身体なのに、こいつ等の前だと思うと、こんなにも自在に動ける・・・こんなにも自在に・・・!!』
そんな事を思いながら、破れかぶれの美しいドレス姿で、乱舞する強き眼差しのアリス少尉。
はぁ~、めちゃめちゃ格好良いわぁ~・・・と、思っていたら、どうやらレオニール当人も、その凛々しい姿に圧倒されてしまったらしく、両の瞳を大きく見開いている。
『息をするのも、忘れた・・・』
そう語る彼の内面には、今までの様な余裕は一切感じられず、いや、マジでアリスに惚れちゃったっぽいΣ(*´д`*)?!!
次第に呼吸を回復したアリスは、ディフェンスからオフェンスへとモードチェンジ。
瞬時に右手へと移行された剣先は、アランのマチェットを宙高くへ弾き飛ばし、ラストは、アリスの怪力(?})ビンタで〆!!!
徹底的に最後まで殺っちゃわないところが、彼女らしくて良いですね(´∀`)♪
バウロ)「あれが貴族なら、わしは何に見える?」
オレルド)「罪を犯した、ただの貴族だな」
アリスの“貴族の誇り”を賭けた闘いは、税金横領罪のバウロの心をも自省の方向へと向かわせた様子。
ざわつく舞踏会場。
そして、気の収まらない市民の1人が、アリスに短剣を向けるも、そこに光のごとく現れたマーキュリー号によって、事無きを得る。
・・・っつ~か、この時のマーキュリー号、すんごく格好良かったんですけど~。
いや、獣キャラにときめいたのは、人生史上初めてかも・・・(´▽`;)
マーキュリー号持参の書簡には、舞踏会場周辺に陸情1課と警察隊の包囲網が厳重に敷かれていると記されていた。
次第に縮まり行く包囲網。
そして、もしかしたら救出でない突入もあったりして・・・?!!
な~んてところで、今回はお終い。
あぁ~、次回はついに最終回。
まさか本当にこのネタで最後まで行くとは、思っていなかっただけに、う~ん・・・かなり微妙。
まぁ、他の様々な謎は未解決なままなんだろうけど、せめてこの舞踏会場ストーリーくらいは、上手くまとめて終了して頂けるであろう事を懇願します☆
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パンプキン・シザーズ 第22話「孤独な天秤」

それにしても、長い戦いだ・・・。
このお話が、こんなに長引くとは、正直思いませんでした。
もしかしなくても、このまま最終話まで行っちゃう感じ?!
う~ん・・・、不安だった事が現実になりつつあります(´д`;)
アランの所持するナイフから滴り落ちる液体。
それは、ローデリアの南方に広がる未開の湿原地帯、生存も困難な領域、腐敗した草が溶け込む泥の臭いを放ち、アラン自身に、かつて味わった“緑の地獄”を思い起こさせるものであった。
そして、その泥こそが、彼の領域を作り上げる・・・。
それにしても、丸眼鏡が盾の役割を果たすとは、本当にビックリです。
しかしながら、闘いの中において、敵の目を狙うのは、常套手段ですからね~。
なかなか良いセンスしてるかも♪
そして、剣先を、“ただ避けるべきもの”としてのみ見つめるアランの瞳は、ますます冷酷な光を帯びて行く・・・。
一方、オーランド×ジャン。
最初は、ただ只管ジャンから逃げ出そうとする伍長でしたが、自分が大きな身体を持ち合わせながらも、アリス少尉の小さな背中にもたれ掛かることしか考えていなかった事を恥じ、ついにランタン灯を解放!!
突然蒼白く変化した伍長のオーラにビビリまくるジャン。
それにしても、オーランドのゼロ距離射撃を瞬間的に避けるとは、マジですごいゼ、ジャン!!
ローデリアの近衛兵に所属していただけの事はある☆
そして、2人は興奮して走り出した無人馬車の下敷きとなり、あっけなく昇天・・・・・と思ったら、伍長はともかく、ジャンまでもが生きてたよΣ(゚Д゚;)!!
2人ともタフすぎ!!!
今回は、アリスのお姉ちゃん達も大活躍。
「私は軍人の妻となった時から、夫と自分の喪に服している。徒党を組んで暴力に酔う貴様等と一緒にするな!!」
と、力強く叫ぶ長女(名前何だっけ?)が、とても格好良かったです。
久々に出て来た仮面の男。
彼が“獅子”と例えるその男とは、やっぱレオニールの事なのかな??
ひょっとして、“銀の車輪結社”的立場としては、レオニールより仮面の男の方が上だったりする?!!
私、とんでもない勘違いしてたかも・・・・・えへっ(;´▽`A``
そして、予告を見る限り、次回もアリス×アランの闘いがメインっぽい?!
この作品のテーマ自体は大好きなんですけどね。
あぁ~、頼むからこのまま最終回まで行っちゃわないでぇ~。
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パンプキン・シザーズ 第21話「土偶と偶像」

経済管理庁長官・バウロの護衛・アラン&ジャンと戦う事になったアリス。
この2人、ただのボディガードかと思ったら、とんでもない。
彼らの正体は、ローデリアの近衛兵。
農業国ローデリアにおける、農民内乱鎮圧経験をノウハウとした、要人警護専門の傭兵社出身らしい。
そして、ドレス姿ながら、脚部に身に着けていたダガーをその手に携えたアリスが、めちゃめちゃ格好良い♪
女性でありながら、果敢極まる堂々としたその態度には、オーディエンス群も、どよめきの声。
それにしてもジャンの武器は、今時珍しい程の原始的なアームで、チェーン付属の鉄球にトゲトゲの突出した、当たったら超痛そうな激ヤバ一級品☆
ジャンの攻撃を前に為す術もない伍長は、逃げて逃げて逃げまくり・・・。
壁に隠れて一安心。
・・・と、思ったらとんでもない!!
コーナーを軸に回転した鉄球は、伍長の腹部にモロ直撃!!!
激痛に苦しむオーランド。
そして、今度は心理戦を仕掛けてきたジャンに、怯えまくりな表情の伍長が、見ていて何とも心苦しい。
あぁ~、ランタン開ければソッコーで勝てそうなものなのに、心優しいオーランドは、対生身の人間相手に、そんな事は絶対に出来ないんですよね、きっと・・・・゚・(ノД`)・゚・。
その頃、アランと交渉中のアリスは、「この決闘に何を賭ける?」と、問われて、「貴族の、貴族達の・・・誇りを!!!」と。
そして、次の瞬間、私が頭の中で“ふざけんな!!”と思ったのと同時に、市民代表の男性も同じ言葉を発してくれちゃって・・・。
だってさ、それは考えたら当たり前の事。
お金持ち貴族様の誇りなんて、我々(←?)貧困を極めた市民になど、全く関係の無いものであって・・・。
たかが貴族様同士の決闘で、どうして不服盛沢山な市民達の気持ちが治まる訳??
そんな事、絶対に有り得な~い★
そんな中、レオニールトークで自分等に不利の無い事を悟った市民群は一旦落ち着くものの、腹の中は煮えくり返ったまんま。
オレルドの言う、「こいつ等が許せないのは、不公平な世の中そのものなんだよ」という言葉は、とてつもなく重かった・・・。
そしてラスト、ついにアラン×アリスの闘いが始まる!!
決闘の山場となるのは次回っぽいですが、このまま行くと、あと数回で“銀の車輪結社”の件は、とても解決しそうになくて・・・。
やはり未消化のまま終わってしまうのだろうか、パンプキン・シザーズ・・・(´д`;)
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